東京の世田谷区三軒茶屋をルーツとし、日本のヒップホップシーンを牽引し続ける孤高のラッパー、般若。
高校からラップを始め、三茶や渋谷の仲間たちと「妄走族」を結成し、グループとしても活動していましたが、2014年に妄走族を脱退し、ソロの活動に専念しています。
また長渕剛さんの影響を強く受けており、長渕さんの武道館公演の前座を務めたり、プライベートでも親交があるそうです。
そんな般若さんが12月13日に発売した著書「何者でもない」では、いかにして「ラッパー般若」が生まれたか、自身の半生を振り返りながら綴られています。
今まであまり公にされることのなかった自身の過去を赤裸々に語っており、ファンのみならず、「ラッパーの般若って名前は知ってるけどどんな人なんだろう?」と思っている人たちでも楽しめると思います。
また随所に自身の過去の作品や、他のアーティストの作品などが出てくるため、それらの楽曲を知っていると更に楽しめる内容になっています。
そこで今回は、「何者でもない」を読みながら、一緒に楽しめる様に、作中に出てくる楽曲をご紹介していきたいと思います。