世の中には、低身長がコンプレックスになっている人も多いですよね。
そんな方の中には、
「どうせ遺伝でしょ?」「ハタチ過ぎたからもう伸ばすのは無理なんでしょ?」
なんて思ってる方も多いのではと思います。
いやいや諦めるのはまだ早いんです!
私は元々そんなに身長が高くありませんでしたが、中学・高校時代に身長を20cm以上伸ばし、20代を過ぎても更に伸ばし続けることができました。
そこで今回は、身長186cmの僕が身長を伸ばすためにやってきた5つのことについてご紹介していきます!
目次
高身長の定義とは
「高身長 何センチ」で検索してみると、「教えてGoo」にこんな質問がありました。
身長は何cmから「背が高い」「高身長」に入るのでしょうか?
それに対するベストアンサーがこちらです。
日本人の男性なら178cm,女性ならば165cmから高身長です。
まったくなんの根拠も提示せずに言い切っているのにも関わらず、ベストアンサーに選ばれていることに少し驚きましたが、なんとなく説得力があります。
そこで、日本人の平均身長を調べて見たところ、20歳時点では男性172.3cm、女性が159.5cmとなっていました。(出典:総務省「国民健康・栄養調査」)
上記のベストアンサーはこの平均身長に対して+6cmしており、「平均よりも5~6cm以上高いと高身長」と言い換えることも出来るので、こう考えると謎の説得力にも納得がいきます。
背を伸ばすために実施したこと
私は中学入学当時は157cmとそれほど大きくありませんでしたが、姉が私より身長が高かったため、悔しくて背を伸ばしたいと思い、色々なことを試してみました。
すると、中学の終わりには178cmまで伸び、高校の終わりには183cmまで伸びました。ここからは私が背を伸ばすために実践した5つのことについてご紹介していきます。
~食事編~
牛乳をひたすら飲む
散々言われてきたことではありますが、やはり身長を伸ばすのに大事なのはカルシウムです。身長を伸ばすためには骨を伸ばす必要があるため、骨の成長に必要なカルシウムを大量に摂取しようと考えました。カルシウムを手っ取り早く接種するには、牛乳を飲むことが一番です。一日に必要なカルシウムは約800gと言われており、牛乳では約800ml摂取する必要があります。牛乳瓶で言えば約4本分です。
牛乳を毎日800ml以上飲むということは、1リットルの牛乳パックが毎日なくなるということです。恐らく多くの方はそれ程の量の牛乳を飲むことはないのではないでしょうか。しかし、身長を意地でも伸ばしたかった私は違いました。
1日1リットル以上飲んでいました。
冷蔵庫の牛乳をすぐに飲み切ってしまうため、母親からよく文句を言われましたが、構わず常に冷蔵庫に2本の牛乳のストックを置いておいてもらう様にお願いしました。
ここまで身長が伸びたのは、母親が絶えず牛乳をストックしておいてくれたからだと思うと、感謝が絶えません。
カルシウム補助食品を食べる
当時の私は意地になっていたため、とにかく「カルシウムが多い」と言われているものに目がありませんでした。そんな中、これだ!と思ったアイテムが、
大塚製薬の「ザ・カルシウム」です。
袋100円程度で購入でき、牛乳瓶3本分のカルシウム(600㎎)を摂取できるという優れものです。色々な味がありますが、私はチョコのウエハースをおやつ代わりに毎日食べていました。これにより、牛乳と合わせて1日に合計約1,700mgのカルシウムを摂取していたことになります。
そんなにカルシウムを摂取して大丈夫なの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、厚生労働省では2300mgを1日のカルシウム摂取量の上限として定めております。そもそも日本人は基本的にカルシウムの摂取量が少なく、アメリカ人の3分の1しか摂っていないとも言われています。
そのため、1日に2,300mg以下であれば摂取しても健康には問題なく、むしろ積極的に摂った方が良いとも言えます。
食事をたくさん食べる
カルシウムを大量に摂取して、骨だけ伸びても仕方がないと思った私は、通常の食事も大量に食べることにしました。
部活をやっている方も多いでしょうし、成長期なのでたくさん食べてるよ!という方も多いと思いますが、私は部活帰りにマックのLセットを食べて帰り、そのまま普通に夕飯を食べていました。
体質もあるので一概にどれだけ食べれば良いとは言えませんが、部活で運動をするのであれば、感覚として普通の夕食の1.5倍くらいは食べても大丈夫だと思います。
~活動編~
さて、狂った様にカルシウムを摂り、食事もたくさん食べていた私ですが、そんな生活を続けていると、体にある変化が起きます。
「体がムズムズする!」
俗にいう成長痛というものが起き始めます。私は中1から中2の間に15㎝も伸びてしまったため、この間の成長痛は本当に苦痛でした。
主に足のふくらはぎ、ヒザ、太ももあたりからミシミシという音がする様な、自分で骨が伸びているのが分かる感覚です。その感覚に気づいた時は、実は更に背を伸ばすチャンスです。
ストレッチをする
成長痛がしたということは、体が伸びている証拠です。その隙を逃さずに、ストレッチで足を伸ばすのです。
授業中であろうと通学の電車の中であろうと、足を伸ばして成長の手助けをしましょう。ちょうど足がつった時に足を伸ばす様な感じです。
姉に聞いてみたところ、「私もまったく同じことをしていた」と言っていたため、非常に効果が高いのだと思います。
睡眠を極端に多くとる
中学生、高校生は普段夜更かしをして、睡眠不足で学校へ行き、授業中に居眠りをしてしまう、なんてことも多いかと思います。
平日はそれでもいいと思いますが、私の場合、土日が違いました。
13時間以上寝ていたのです。
平日は友達と電話やメールをしたり、ネットを見て夜更かしをすることが多かったのですが、その分土日にはここぞとばかりに「寝だめ」をして
いました。
「身長が伸びる=骨が伸びる」ことでもあるのですが、骨を伸ばすために必要な成長ホルモンが、睡眠中に多く分泌されるため、それにより身長が伸びるのです。
そのため、「寝る子は育つ」というのは実は理にかなった言葉でもあったのです。
20代を過ぎても背は伸びる
私は18歳で身長183cmまで伸びましたが、30歳で会社の健康診断を受けたところ、186cmに伸びていました。
大学を卒業して会社に入ってからも、
- 牛乳を飲む
- よく食べる
- よく寝る
- ストレッチをする
- カルシウム補助食品を食べる
を続けていたところ、成長が続いていました。ですので20代を過ぎている方も諦めずに、まずは上記のことを試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、身長186cmの私が背を伸ばすために実践した5つのことについてご紹介しました。
身長で悩む中学生、高校生を始め、大学生、社会人の方々もぜひ諦めずに実践してみてはいかがでしょうか。